「Dear Mr. Mike Davis.」このひと言で、あなたは信頼を失います。
外資系企業で役員秘書を18年経験したプロフェッショナルが、ネイティブにほめられるワンランク上の英語を語る! 「できません」「わかりません」と言えないハードな仕事から学んだ、ネイティブに一目置かれる英語とは?
ハイクラス英文法、電話、来客対応、メール、パンクチュエーション、ビジネス英単語etc。
最新刊『ネイティブにほめられる英語』の著者である西真理子氏が、そのエッセンスをやさしく語ります。
伝言を受けるときの注意点
運悪く英語しか話さないセールスマンが来たとき、社員が対応する場合もあるでしょう。彼らはこちらが黙っているとずかずか入ってきます。
社内に入れてしまう前に「名前と会社名(組織名)」をしつこく確認しましょう。セールスマンに「ほめてもらう」必要などありません。
勝手に入ってこられないように「簡単にYesと言わない」日本人になりましょう。
やっかいな訪問者対策
Hello. May I ask your name and company name?(こんにちは。お名前と会社名をお教えいただけないでしょうか)
すると相手が会社名と名前、こちらの誰に会いたいかを言いますので、念のために約束の有無を伺います。
Do you have an appointment with Mr. xxx/Ms. xxx/our president?([誰それと]お約束はおありですか)
お約束のない方であれば、ご用向きを伺います。
May I know what it is about?(どのような件でいらっしゃいますか)
とっさに出てこない言い方ですので、練習して口で覚えます。直訳すれば「何についてであるかを教えていただけますか」となります。
この段階で、「名指し人は会わないだろう」という判断がつけば、次の撃退フレーズを使いましょう。