オンラインサロンを活用する

 SNSが発達したおかげで、人と繋がるのが簡単になりました。経営者だけに限らなくても、趣味の合う人や、面白そうな人を見つけて気軽にSNS上でやり取りすることができます。圧倒的に行動して、まったく新しい人と出会うなら、今はオンラインサロンという手段があります。

 オンラインサロンの多くは月額課金制で、月々いくらかを支払います。合わなければ学校や会社と違って辞めることも簡単にできます。自分が目標としたい人や趣味の合いそうなテーマのサロンに入ってみるのもいいと思います。

 サロンに加入すると、そのサロンを主宰しているオーナーとの交流はもちろん、同じサロン仲間ということで、多くの人と繋がることができます。
 ネットでのつながりとはいっても、会員同士が好きなスポーツをするために集まったり、読書が好きなら読書会が開催されたり、単にどこかに遊びに行く、飲み会をするなど、リアルで会うさまざまなイベントがあります。

 今、自分が所属しているコミュニティだけにいたら、数年後もあなたはおそらく何も変化していないでしょう。今までと違うコミュニティに飛び込むことで何が変わるのか。それは、いろんな人の新しい思考や知識に触れられることです。そして新しい出会いも生まれます。

 今、僕も編集者である箕輪厚介さんが主宰する「箕輪編集室」というオンラインサロンに入っています。そこで、多くの人にボードゲームの楽しさを知ってもらうために、イベントをかなりの頻度で開催しています。

 箕輪編集室でも、僕は「ボードゲームの人」と覚えてもらうことができています。そしてこのオンラインサロンでは、さまざまなグループがあり、ライターチーム、デザインチーム、PRチーム、イベントプロデュースチーム、そして関東や中部などの全国各地のエリアグループ。

 それらはどんどん増え、メンバーはそれぞれ好きなグループに複数入って、大勢の人とつながっているのです。

 そして、ここでの出会いがこの本を作成する原動力にもなりました。実は、この本の推薦文を書いてくれた箕輪さんはもちろんですが、ライターやデザイナー、編集者、この本を制作した人たちがすべて箕輪編集室のメンバーなのです。
 さらにツイッターなどSNSなどでも応援してもらったり、意見をもらったり…。本を作るという目標に向かって、大勢のメンバーとひとつになれたというのは僕にとって心躍る最高にエキサイティングな時間でした。

(続く)