服について考えるのは、めんどくさい。アイテム選びがめんどくさいし、コーディネートもめんどくさい。そんな男性に向けて、新刊『服がめんどい――「いい服」「ダメな服」を1秒で決める』で最短で私服を決める方法を説いた大山旬氏。「これさえ着ておけば間違いない!」という服選びの必要最小限の理論だけを伝授する。
男は「清潔感」が命!
スーツに限らず、普段の私服でも「シャツ」を着ることは多いでしょう。
しかし、多くの男性が、シャツの選び方を間違っています。
まずは失敗例から見てみましょう。

このように、ボタンに色がついていたり、縫い糸でデザインが施されているシャツは、すべてNGです。
また、ブランドのロゴやワッペンなどが大きくついているものも避けるべきです。
いずれも、大人の男性のファッションには馴染みません。
大事なのは、シンプルで清潔感のあるシャツを選ぶことです。

このように、無地でシンプルなシャツを選びましょう。
襟の形は、「ボタンダウン」か「レギュラーカラー」を、素材は「コットン」がおすすめです。
1年を通して使えるアイテムなので、やや上質なものを揃えておきましょう。
シャツは「どうやって」着ればいいのか?
着丈は、裾の先端が「おしりの中間あたり」にくるようにします。
身幅は、軽く「両脇をつまめるくらい」がベストサイズです。
シャツの裾はインせずに外に出し、腕はザックリと腕まくりをすると、大人の着こなしになります。
以上、シャツの選び方を説明しました。
「おしゃれかも?」と思って、他のカラーバリエーションやデザインのあるものを選びがちですが、そこはグッと我慢。シンプルな白シャツを複数枚もっておけばOKです。