(2)特定ユーザーだけをフォローする

 これもリスト化の嫌がらせと似ている。似た傾向のツイートをするユーザーだけをフォローし、アカウント名やフォロワーに、彼らのアンチであることを明示する。フォローされた方は、「監視対象にされた」と気づく。ブロックすればいいのだが、ブロックすればしたで、「逃げたwww」と草を生やされることが多い(※草を生やす=ネットスラング「www」が転じて「笑う」の意)。

 筆者はかつて、「ムカつくライターをウォッチする」というようなアカウント名のユーザーからフォローされたことがある。そのアカウントが誰をフォローしているのかチェックしてみると、なんと筆者のみだった。

「悲しいな」と思ったもののそのままにして放置していたところ、しばらくしてフォローを外され、そのアカウントは別のライターを1人だけフォローしていた。どうやら、「ムカつくライター」を順番に1人ずつフォローしていくやり方らしかった。

 自分だけがターゲットにされたわけじゃないとわかり少しだけホッとしたものの、そのアカウントには少なくとも数百人のフォロワーがいた。どうやって増やしたフォロワーかはわからないが、そのアカウントを通して数百人にウォッチされているのかもしれない……と想像するのは嫌なものである。

見えないところからの攻撃や
ストーカーに近い地味な嫌がらせ

(3)鍵付きアカウントの中から罵倒する

 ツイッターには「鍵」機能がある。フォローを承認した人からしか、ツイートを読めない機能である。鍵付きユーザーのツイートは承認された人からしか見えないが、鍵付きユーザーは、鍵のかかっていないユーザーのツイートを見ることができる。

 自分のツイートが他から見えないのをいいことに、特定のユーザーを鍵付きアカウントからフォローしてその悪口をツイートしまくるユーザーが中にはいるらしい。鍵付きアカウントは何をつぶやいているかわからない。この不気味さから、「鍵付きアカウントはブロックします」とプロフィールに明示するユーザーもいる。

 筆者の場合、自分の見えないところで何を言われていても気にしないタチではあるが、こっそりと見張られている気配に不穏を感じる気持ちは理解できる。自分は鍵をかけていないのに相手はかけているという非対称性が気になるのかもしれない。