国内の食品業界関係者もまた、人工肉に熱視線を送る。国内食品ベンチャーのインテグリカルチャーは、すでに動物細胞の大量培養による食品生産に向けて、日本ハムと共同開発を始めた。
上場外食「経営者」87人の経営偏差値を大公開
従業員満足度&収入格差度ランキングも
『週刊ダイヤモンド』1月11号の第一特集は「外食の王様」。7年連続で市場が拡大し、25兆円を超えた外食産業。移り気な消費者の胃袋をつかむため熾烈な競争が続いています。外食産業を彩るのは個性豊かな経営者たち。ダイヤモンド編集部はアンケートと独自ランキングを基に、「外食の王様」の実態に迫りました。
インタビューに登場する“外食王”は総勢18人の豪華メンバー。ワタミ、いきなり!ステーキ、サイゼリヤ、スシロー、くら寿司、丸亀製麺、富士そば、日高屋、リンガーハット、鳥貴族、串カツ田中、磯丸水産、餃子の王将、ケンタッキー・フライド・チキン、モスバーガー、CoCo壱番屋、デニーズ、ロイヤルホスト、と誰もが知る大手チェーンのトップが2020年に流行する食材やメニューを大胆予測します。
また、本当はやってみたい店舗や、お手本にしている企業、“まずい”と思った他社の料理など、めったに聞けない外食トップの本音を明かしてもらいました。
さらに特集では、外食トップの“経営偏差値”を初算出。浮き沈みの激しい外食産業で、効率よく安定して稼ぎ続ける経営者は誰なのか、87人の経営者をランキング形式で解剖します。上位で目立ったのは、名古屋発祥の企業でした。
また外食産業で欠かせないのは現場の最前線で働く従業員たち。人手不足が叫ばれるなか、いかに従業員に定着してもらうかも経営者の腕の見せ所です。そこで実際に働いた人の口コミをもとに、“ホワイト度”を評価する63社の従業員満足度ランキングを作成。さらに、会社のトップと従業員の収入格差にも注目し、97社の“格差度”をランキングにしました。
トップの生の声を通じて、外食産業の最新トレンドが分かる一冊です。ぜひご一読ください。
(ダイヤモンド編集部 岡田悟、山本興陽、大矢博之)