商社マンの英語といえども、そのレベルは千差万別だ。英語に触れる機会が少なめな国内組から、ネイティブ並みの英語で同時通訳をこなす達人まで。英語力は出世に直結する?特集『商社の英語術』(全19回)の#8では、商社内の英語力序列を解き明かす。
商社マンのレベルは千差万別
英語力ヒエラルキーの格差
トランク一つで世界中を飛び回り、外国人と流ちょうな英語で商談を進めていく――。商社マンに対する世間のイメージは、おおかたこのようなものだろう。
だが、「それは幻想にすぎない」(三菱商事OB)。実際のところは、同じ商社マンでも英語力のレベルはバラバラなのだ。社内では、帰国子女たちのネイティブ英語から年配社員の片言英語まで、さまざまな英語が飛び交っている。
ダイヤモンド編集部では取材を基に、商社マンの語学レベルの序列を示した、“英語レベルヒエラルキー”を作成してみた。