チームは「8人」が限界

Amazon創業者のジェフ・ベゾス氏の「2枚のピザ理論」という考えがあります。

チームの仕事を効率的に行うのに適切な人数は、ピザ2枚でまかなえる人数。つまり、5~8人程度の人数。10人を超えると、相互の意思疎通が希薄になり、仲間割れがおきる、派閥に分かれるなど、チームワークが破綻する可能性が高いのです。

「ピザ2枚で空腹を満たすことができない人数で会議をしてはならない。」
 ―― ジェフ・ベゾス(Amazon創業者)

「すべての職場は人間関係がよくない」と書きましたが、例外もあります。8人以下の職場であれば、「全員と仲良し」ということは、十分にありえます。

私の経験でも、外来部門だけだと、医師、看護師、事務員で5、6人ほどのチームとなりますから、全員と意思疎通ができてとても仕事がしやすいというところもありました。

中小企業や、小さな部署、自分が所属する5~8人以下のチームなど「小グループ」であれば、コミュニケーションがとりやすく、関係性が密になりやすいのです。ですから、それ以上の人数がいる組織では、「全員と仲良くしよう」という発想に無理があります。

あなたのことを嫌う人もいるのは当然。あなたが、好きになれない人がいるのも、実に当然の話です。

逆に言うと、「会社全体の人間関係」が悪かったとしても、あなたの所属する5~8人程度のチーム内で、コミュニケーションがとれていて、まずまずの人間関係ができていれば、仕事上、大きな支障にはなりません。そして、それは個人の努力でも、ある程度は実現可能なはずです。