ニューヨークの観光名所:ブルックリン・ブリッジ

ブルックリン・ブリッジとイースト・リバー
ブルックリン・ブリッジとイースト・リバー

●位置
 マンハッタンのロウアー・マンハッタンとブルックリンのダンボ/ブルックリン・ハイツを結ぶのが、米国で最も古い吊り橋のひとつ、ブルックリン・ブリッジ(Brooklyn Bridge)。マンハッタンの南端からブルックリンに向けて南東に伸びています。

●歴史

建設中のブルックリン・ブリッジ(1877年)
建設中のブルックリン・ブリッジ(1877年) ©iStock

 設計は、ドイツ系移民の土木技術者ジョン・オーグスタス・ローブリング(1806~1869年)。残念ながら橋の着工を前に事故に起因する病気で亡くなり、彼の息子ワシントン・ローブリング(1837~1926年)が後を継ぎます。ところが、ワシントンは減圧症という病気により現場に立てなくなったため、妻が工学を勉強し、現場とワシントンとの意思疎通の手助けをしました。

 橋の建設がスタートしたのは1869年、完成は14年後の1883年5月。当時は、マンハッタンとブルックリンを結ぶ陸上で唯一の接続手段(それまでは蒸気船のみ)でした。

 現在、この橋には、歩行者、自転車、自動車のレーンがあり、毎日4000人以上の歩行者、3000人以上のサイクリストが橋を渡っています。また、ここを歩いて渡ることが観光にもなっています。

ブルックリン・ブリッジ
特徴的なワイヤーと2層構造になった橋  ©iStock

●全長、橋の構造について
 橋全体の長さは1834m、中央径間(主塔間の距離)は約486m。4本のメインケーブルとふたつのアンカーブロック(メインケーブルを固定する巨大コンクリートブロック)で固定されています。建築様式はネオ・ゴシック。世界で初めて鋼鉄製のケーブルを使った吊り橋で、「スティール・ハープ」とも呼ばれる特徴的なワイヤーは芸術的な美しさです。

 橋は2層になっていて、上層が歩道と自転車道、下層が片側3車線、全6車線の車道になっています。高さと重量規制のために、バスやトラックは通れません。

●アクセス
■ブルックリン側から

ブルックリン・ブリッジへの階段入口
ブルックリン・ブリッジへの階段入口 ©iStock

 入口は2カ所あります。
 1.Cadman Plaza E.通り沿いの高架下
 Washington St.とProspect St.が交差するあたり。橋までは階段を使います。
 地下鉄A・C線 High Street-Brooklyn Bridge駅より徒歩約3分、F線York Street駅より徒歩約5分

 2.Adams St.とTillary St.との交差点
 こちらの入口から実際の橋まで徒歩8分くらいあります。自転車ならこちらからアクセスを、歩いて渡るなら上記「1」がおすすめです。
 地下鉄A・C線 High Street-Brooklyn Bridge駅、2・3線Clark Street駅、R線Court Street駅、2・3・4・5線Borough Hall駅から徒歩約8分

■マンハッタン側から

地下鉄4・5・6線City Hall駅の案内板
地下鉄4・5・6線City Hall駅の案内板 ©iStock

 市庁舎の横(Chambers St. & Pearl /Frankfort Sts.)に入口があります。橋に向かっていく人の流れに沿っていけばスムーズに渡れます。
 地下鉄4・5・6線Brooklyn Bridge-City Hall駅、J・Z線Chambers Street駅より徒歩すぐ