電話を留守電に設定するという選択肢も

 詐欺師が被害者に接触する手段としては、電話が使われることが多いようだ。それならば、最初から「電話を留守番電話にしてしまう」という手段も検討に値する。

 詐欺師としては、留守番電話にメッセージを残すことに抵抗があるだろうから、読者をだますことを諦めて、別のターゲットに接触しにいくだろうと期待するのだ。

 これは、関心のない物品販売業者からの電話を受けずに済むというメリットも期待できるだろう。残されているメッセージの中で興味がある着信にだけ、折り返しの連絡をすればよいのだから。

 親しい人には「在宅していても留守番電話にしてあるので、よろしく」と伝えておけばいいだろう。そうすれば、留守電にしても失礼だという印象は与えないだろうし、しっかりメッセージを残してくれるはずだ。

何かあったら188番(イヤヤ)と覚えておこう

 犯罪は110番、火事や救急車は119番というのは、誰でも知っているはずだ。これに加えて「188番」も覚えておこう。「イヤヤ」と覚えればよい。

 これは「消費者ホットライン」と呼ばれるもので、電話すると消費生活センターや消費生活相談窓口を案内してくれる。お金に関するトラブルに遭った時は、遠慮なく相談してみよう。

 それ以前に、詐欺かもしれないと思った時には、契約する前に電話してみよう。「似たような詐欺の電話を受けた方は大勢いますよ」などと教えてくれるだろう。電話1本で詐欺の被害に遭わずに済むのだとしたら、安いものである。

 本稿は、以上である。なお、本稿は筆者の個人的見解であり、筆者の所属する組織等々の見解ではない。