保険ラボ

第一生命と損保ジャパンの
業務提携から20年目に……

「終わりの始まりではないか……」

 大手損害保険グループ、SOMPOホールディングス傘下のSOMPOひまわり生命保険の社内に動揺が広がっている。第一生命保険と損保ジャパンとの間で締結されている業務提携の内容が変更されたが、そこにはひまわり生命にとって衝撃的な内容が含まれていたからだーー。

第一生命の本社(左)と損保ジャパンの本社(右)  Photo:PIXTA, Akio Fujita

 その詳細に踏み込む前にまず、第一と損保ジャパンの業務提携について振り返っておこう。

 この提携は今から20年前、2000年にまでさかのぼる。損保ジャパンが日本興亜損害保険と合併する遥か以前、安田火災海上保険だったころの話だ。

 両社はそれぞれ、生保業界と損保業界の2位に位置する大手保険会社であり、生保と損保の垣根を超えた大型提携であったため、「国内最大級の保険連合」「業界トップに対抗」「将来の統合 視野」などと大々的に報じられた。

 まさに、その当時の保険業界は激動のさなかにあった。