「“粉物”と書いてあるあのケース、今何が入っていたっけ…?」というようなこともよく起こるでしょう。中身がだんだん減ってくる様子なども記憶に残りにくいため、重複買いしたり、逆に、使いたい時に足りなくて不便な思いをするリスクも。こうしたミスをしないように、頭の隅で「忘れないように、気をつけて覚えておく」というタスクを抱えて毎日過ごすことになります。

 ビギナーにおすすめしたいのは、とにかく死角を作らないこと。そのためには、用いる収納用品は透明・半透明のものがマストです。深さのあるカゴはもちろん、ジャムや調味料の瓶、飲料のパックなど、浅めの容器を乗せるトレイや、食品を保存する容器も含め、色つきのものは避けましょう。

「見える化」を意識したアレンジには、その他にも以下のような方法があります。

●冷蔵室、高い棚のアレンジ
 大型の冷蔵庫は、上段の奥側は見えにくく、デッドスペースになりがち。ただ並べていくと、奥に入れたものを忘れやすくなります。お惣菜の保存容器などは、棚板を1枚外して、重ねて収納するのもひとつの方法です。重ねた分、下の容器を取り出す手間はありますが、何がどのくらいあるのか見え、忘れにくくなります。

 また、重ねられないものを収める場合は、浅めで奥行きがあるカゴを使ったまとめ収納がおすすめです。缶ビールなどの飲料、出番の少ない粉物ストックなどを入れているご家庭をよく見ます。

●ドアポケット上部のアレンジ
 目線より上は、よっぽど意識して見ないと認識しにくいものです。ドアポケットの上部は、「こんなものが入っていたんだ!」という驚きが特に多いエリア。ここに小さなものを入れると確実に忘れます。ジッパーバッグなどを使って食材をまとめ、できるだけ大きな塊にして収納しましょう。温度変化が激しい場所なので、影響を受けにくい「開封済みの出汁パック」「開封済みの乾物」「薬」などの置き場にするのがお勧めです。