“消し残し”がミスを誘発して
勉強が非効率になる

子どもが上手に消せなくて筆跡が残ると、ミスをしやすくなり、同じところを何度も間違えやすくなる弊害もあります。

そこで挫折してしまってはもったいないですから、子どもの育ち具合と優先順位を柔軟に考えて、私が消しゴムで消し、間違えたところは私がすぐにその場で教えました。

宿題のプリントも同様に、私が子どもの横に座って、子どもが1枚解き終わったら、すぐに採点。

間違えたところは、私がきれいに消しゴムで消してあげて、やり直しをさせていました。

私が消しゴムで消している間、子どもは2枚目のプリントにとりかかります。

こうすると流れ作業のようにはかどるので、ものすごく効率がよかったです。

間違えたら、その場で、すぐに、なぜ間違えたのかを考えさせることが大事だと思います。

子どもは問題を解くことだけを集中して考えればいいので、ラクに勉強を進められたと思います。

公文式に通うにしても、ほかの塾に通うにしても、お金を払っているからといって丸投げするのではなく、親が徹底したサポートをしてあげると、はるかに効率が高まって学力も向上しやすいです。

子どもの教育に、ただお金を払うだけではなく、どれだけたくさん親が寄り添ってあげるかが支払ったお金を有効に使うことにつながります。