日常に潜む「中性脂肪を増やしてしまう食習慣」を解説

(1)見えない、見えにくい糖質や脂質に気をつける

 中性脂肪の数値が高い方で「揚げ物はほとんど食べないです」「脂っこいものはそんなに食べないんですけれど」とおっしゃる方は少なくありません。でも、数値を上げるのは「いかにも」な料理に限りません。食べ過ぎ・飲み過ぎによる過剰なエネルギー摂取も要因になります。

 その点において、甘いものの食べ過ぎはもちろんのこと、目に見えない、見えにくい糖質や脂質にも気をつけなければいけません。

 たとえば、朝食の定番メニューの食パンには、それ自体に脂質であるバターやクリームが含まれています。そこにバターやジャムを乗せたら…脂質や糖質の摂取量が増えるのは言うまでもありませんよね。朝のパン食をごはん食にするだけでも、日常的な炭水化物の摂取量を減らせます。

 そして、仕事中の飲み物にも要注意。「コーヒーを飲みたいけれどブラックだと飲めないんだよね」という方がよく口にするカフェラテ。これもまた、牛乳の乳脂肪だけではなく、砂糖などが加えられている場合もあります。

 数値改善のため、せっかく食事に気をつけたのに、飲み物から無意識に糖質や脂質をとってしまうのはもったいないですよね。ここは思い切って、牛乳や砂糖を加えずに飲める物に変えてしまいましょう。筆者のおすすめは、炭酸水や、ペットボトルでもいろんな味が楽しめるお茶類です。

 ここで例に挙げたものを口にしてはいけないわけではありません(おいしいものばかりですし!)。ただ、数値を改善したいなら、揚げ物を減らすだけでは不十分。無意識のうちにとってしまっている脂質や糖質があることを自覚して気をつけるようにしましょう。