「やる気がない」はただの思い込み。1分のルーティンでやる気を解放する

「瞬読開始3ヵ月後、国語の偏差値が49から64に」
「3年落ち続けた中小企業診断士試験。瞬読で勉強したら一発で合格」
「1級、2回連続不合格。瞬読を使って約半年で合格」
通常、勉強法は、型を覚えて、その型通りに勉強することで、「成績を伸ばす」「勉強効率を上げる」「目標を達成する」などを実現させます。今回、その「型」はありません。時間を決めて、本書のトレーニングを行うだけで、普段と変わらない勉強スタイルでも結果が出せます。また、トレーニングの答えを覚えたとしても、その効能は変わらないのです。どんな勉強でも、どんな教材でも、勉強前に瞬読を取り入れるだけ。今回、発売即重版になった『たった1分見るだけで頭がよくなる瞬読式勉強法』の瞬読トレを使えば、成績アップは間違いないでしょう。瞬読トレ後の5分は、普段の20分に相当します。右脳の働きを促すので、イメージで記憶するようになり、無意識下でどんどん頭がよくなります。ただ詰め込むだけの左脳タイプの記憶では、「考える」は養われません。これからは「考える」力が重要。自分の言葉で置き換えて記憶する、これも「瞬読式勉強法」の長所です。次世代型ハイブリッドな勉強法です！

「やる気」はとても簡単に、しかも自分で出せる

　大人でも、「どうもやる気が出ない」「やる気が起きなくてなかなか勉強に手がつけられない」という人は数多くいるでしょう。

　私も、保護者の方から「うちの子、やる気がないんです。どうしたらいいですか？」とよく相談を受けます。

　心配は無用です。「やる気」はとても簡単に、しかも自分で出せるのです。

　その秘訣は、「やり始めること」です。「やる気がないからやれないのに矛盾している」と思われるでしょうか。

　いえいえ、これでいいのです。

　実を言えば、人間誰しも本当はやる気はあるのです。ただ、自分で「やる気がない」と思い込んでいるだけです。その状態から抜け出すには、やる気がないと感じていてもいいから、とにかく四の五の言わずに始めてしまうこと。これが、やる気を出すいちばんの近道です。

「学校へ行きたくない」と言っている子どもも、「今日会社に行きたくない」と言っている社会人も、玄関から一歩外に出たら、自然に会社や学校に向かいますよね。勉強も、やりたくなくても3分でもいいから始めてみると、そのまま続けていけることが多いのです。

　このようなルーティンを、まずは自分でつくってみましょう。

　英語の単語帳をパラパラと見る、英語の音楽を流すなど、自分なりに続けられそうなものをいろいろ試してみてください。ハードルが高いと続かなくなってしまいますから、より簡単なものにするのがいいでしょう。

　やることを決めたら、あとは「できる！」と思い込んで、とにかく毎日続けること。朝起きたら歯を磨かないと一日が始まらないように、「これがないと勉強が始まらない」状態に持っていけるのがベストです。そのルーティンが「助走」の役割を果たしてくれます。

　しかし、何と言っても最も効果がある助走は、「瞬読」です。

　やる気が出ない人は、勉強を始める前の1分間、高速でバーッと文字を見る本書のトレーニングをしてみてください。その勢いのまま勉強に移行すると、集中して勉強にのめり込んでいけます。右脳も刺激され、どんどん情報が頭に入ってきます。

　このたった1分のルーティンが、予想を超えた起爆剤となるのです。

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