いま自分が“何段目”にいるか
を知ることがカギになる!

 『10年後、後悔しない体のつくり方』では、第1章から第5章まで、「有酸素運動」「スクワット」「ストレッチ」「脳トレ」「骨トレ」を順番に紹介しています。
 気になるところからページをめくり、気に入った方法があれば、その都度気楽に試してみてください。

 第6章では「食べトレ」として食事法を深掘りします。
 食事は運動をこなせるように体の準備を整えて、運動効果を高めるのに欠かせません。

 最終の第7章では、運動習慣を身につけるための「続ける技術」を紹介します。

 運動を続けるには、自分の性格にあったやり方でやるかどうかが重要です。

 目標を設定したほうがやる気が出るタイプもいれば、楽しさや面白さを感じると続くタイプもいます。
 論理的に理解するとモチベーションが湧いてくるタイプもいます。
 本書は、どのタイプも網羅するような内容ですので、ぜひ自分にあった方法を探しながら試してみてください!

 運動のパフォーマンスを高めていくには、いま自分が“何段目”にいるかを知ることが大切です。
 ウォーキングにしても、ジョギングにしても、股関節の動きがよくなるとストライド(歩幅)が広がり、パフォーマンスが高まります。
 その変化に気づいたら「じゃあ、次のステップへ進もう!」とモチベーションが高まりますし、自分がいま何段目にいるかを知ることによってステップアップもしやすくなります。
 
まずは「これならできそう」「続けられそう」と思えることから始めてみましょう。
すべてをやる必要はありません。
できることから、始めてください。
 本書を参考に正しく取り組めば、運動のパフォーマンスは80歳になっても90歳になっても高まります。