ライズとロッキーの違いはフロントマスク。両車で独自のデザインが与えられている。ロッキーは六角形グリルのシンプルな形状。対してライズは、RAV4の弟分を意識した意匠でまとめた。造形担当はどちらもダイハツ。余談だが、RAV4の開発メンバーがライズを見て、ソックリなことに驚いた(いい意味で)というウワサも!?
インテリアはほどよくワイルド、ほどよくスポーティ。TFT液晶のフルデジタル式のメーターが新鮮だ。全体的に機能重視で設計されている。質感は格別高くはないものの、気兼ねなく使えるほどよい“道具感”が好印象だ。
室内スペースはボディサイズを考えると優秀。前席優先のパッケージだが、後席は大人でもひざ回り/頭上空間ともに余裕があるうえに、ウィンドウ面積が大きい関係で数値以上に“広い”と感じる。ラゲッジ容量も必要十分。ファミリーカーとしても十分使えるパッケージングといえる。