【ステップ1】弱さを吐き出しましょう

 まず、「自分の弱さ」を全部、吐き出してみましょう。紙に、自分の弱みと思われる部分を、全部、書き出してみてください。

 たとえばわたしの場合なら、「ズボラだ」「決めたとおりにやらない」「すぐに気が変わる」「細かいことが苦手でミスだらけ」など、たくさん思い浮かびます。

【ステップ2】リフレーミングします

 すべて書き終えたら、一つひとつを受け入れ、「リフレーミング」をしてみましょう。

「弱さだ」と考える自分の部分を、好意的に、解釈し直します。

(例)
「ズボラだ」⇒ 「細かいことを気にしない、おおらかな性格だ」
「決めたとおりにやらない」「すぐに気が変わる」⇒ 「臨機応変に対応できて、柔軟性がある」
「細かいことが苦手でミスだらけ」⇒ 「大局的な視点で、物ごとを見ることができる」

 このように、自分が弱みだと考えている傾向を裏返してみると、そこにはかならず「強み」が隠れています。

 弱みだと思っていることが、じつはとても役に立つ「強み」だと知ることで、自然に行動が変わっていきます。「自分は大丈夫だ」という安心感が高まれば、だれかにお願いごとや頼みごとをするのも抵抗がなくなっていくのです。