Teamsを使った方法なら、会議運営手順が1/77に

 Teamsの「チーム(チャネル)」を上手く使えるようになれば、事務局(主催者)は1つの投稿に対して、その投稿に参加するメンバーに指示を出し、監視するだけで会議を運営することができます。

 例えば、あなたが会議の事務局(主催者)なら、最初の投稿で適切な指示を出すことで、あとは状況を見守っているだけです。Teamsの「チーム(チャネル)」機能を活用すれば、会議事務局(主催者)が行っている会議運営手順を効率化することが可能になります。

 その最大のポイントは「One Posting(1つの投稿)だけで完結できる」という点にあります。前述したようにメールによる会議運営では、会議事務局(主催者)と発表者との間で何度もメールのやり取りをする必要があります。

 しかしTeamsの「チーム(チャネル)」機能を使った方法なら、会議事務局(主催者)がTeamsの「チーム(チャネル)」に会議用の専用スレッドを1つ立てて投稿するだけ。会議にかかわるすべてのやり取り(連絡や確認、共有、共同編集作業など)は、そのスレッド内ですべて行われ、そこで完結できるのです。さらに会議後の宿題や資料の活用促進にも役立ちます。

チーム(チャネル)の活用でノンストレスな会議運営を

 この作戦なら先ほど例に挙げた77もある会議運営手順が、たった1つの投稿で済む=手順が「1/77」に効率化されるのです。

(本原稿は山田榮一・著『誰も教えてくれなかった!業務効率改善のためのMicrosoft Teams活用術』から一部抜粋・編集したものです)