成功率96.6%のダイエットとして、今、話題の書「3か月で自然に痩せていく仕組み~意志力ゼロで体が変わる!3勤1休ダイエットプログラム」(野上浩一郎著)。ダイエットにつきものの「我慢」や「意志力」が不要なのに、3か月でするすると自然に痩せて2度とリバウンドしない体が手に入るのは、「ダイエットが続く仕組み」や「挫折ポイントの抜け道」が、しっかり緻密に組み込まれているから。本連載では、本書の中から、「自然に痩せる」ためのさまざまなコツを紹介していきます。

【3か月で自然に痩せる!】ヘルシー志向の人がやりがちな、逆に太る朝食とは?Photo: Adobe Stock

意識高めな朝食「ドライフルーツ入りグラノーラ」は糖質のかたまり

 グラノーラは食物繊維が豊富で栄養価も高いため、朝食として人気があります。また、女性に不足しがちな鉄分やビタミン、ミネラルなども補給できるというメリットもあります。

 ところが、実はダイエットには不向き。

 その理由は、

①たくさんの砂糖や小麦粉が使用されているため、糖質が多い
②ドライフルーツにも糖質が多く含まれている
③高カロリーで脂肪になりやすい

 糖質を大量に摂取すると、血糖値が急上昇し、太りやすくなるメカニズムはP142で説明した通りです。

 また、一般的なドライフルーツには、生のフルーツのように酵素が含まれていません。酵素は脂肪を燃焼させる大切な栄養素なので、それがないドライフルーツは太りやすいと言えます。

 さらに、カロリーも意外に高いです。1食(50g)あたり219キロカロリーで、牛乳を200ミリリットルかけると356キロカロリーになる商品もあります。

ドライフルーツ入りグラノーラで太るのを防ぐアイディア

 もしどうしてもフルーツ入りグラノーラを食べたい場合は、

糖質オフのものを選ぶ
・ドライフルーツ入りではなく、生の果物をトッピングする
・牛乳の代わりに無調整豆乳をかける

 ……などを試してみてください。

 *本記事は「3か月で自然に痩せていく仕組み 意志力ゼロで体が変わる!3勤1休ダイエットプログラム」から、抜粋・編集して構成したものです。(著者/野上浩一郎 本記事監修/西井義典(医師))