誰しも悩みや不安は尽きない。寝る前にイヤなことを思い出して、眠れなくなるなんてことも……。そんなときの助けになるのが、『精神科医Tomyが教える 1秒で不安が吹き飛ぶ言葉』から生まれた『精神科医Tomyが教える 心の執着の手放し方』(ダイヤモンド社)だ。ゲイのカミングアウト、パートナーとの死別、うつ病の発症……苦しんだ末にたどり着いた、自分らしさに裏づけられた説得力ある言葉。心が落ち込んだとき、そっと優しい言葉を授けてくれる。YouTube「精神科医Tomyの人生クリニック」の“言葉の精神安定剤”で、気分はスッキリ、今日がラクになる!

【精神科医が教える】<br />WBCの“村神様”と雑談力の意外な共通点Photo: Adobe Stock

自分がなんとかしようと思わない

会話に苦手意識をもつ人は、けっこういます。話すこと自体が苦手だという人もいますが、一方的に喋りすぎてしまうことで苦手意識をもつ人もいます。そういう人は、自分だけで会話を成立させようとする傾向があるんですね。

だから、自分が悪いとか相手が悪いとかいうことではなく、相手と一緒に会話を進めていくという意識をもつことです。

会話というのは、相手次第のところもあります。会話が疲れてしまうとか、盛り上がらなかったらどうしようとか、いろいろ考えなくても済むような相手が出てきますから、うまくいかなくても、どんどんいろんな人と会話してみること自体をためらわないでください。

バッターボックスに入ることをためらわない

第5回WBCで「侍ジャパン」が世界一になり、すごく盛り上がりましたが、史上最年少の22歳、日本人選手最多の56本塁打で、プロ野球界18年ぶりの三冠王を獲得した“村神様”こと村上宗隆選手は、全試合に出場したものの、準決勝まで「超」がつくほどの不振に苦しめられました。

村上選手ほどのスラッガーでも、シチュエーションや相手によっては不振に陥るわけですが、会話も同じようなところがあります。まずは、会話というバッターボックスに入ることを怖がって、いろんな人と会話する機会を逃し、最終的に楽しい思いをする機会を逃すという“負のスパイラル”を自らつくるようなことはしないでください。

いろんなタイプの相手がいますから、自分に合わない相手だっています。会話というバッターボックスに10回立って、3回打てれば上出来だと思ってください。会話のテクニックうんぬんもありますが、結局のところ、相性の問題も大きいです。一緒に話して楽しいと思う人と巡り合う機会を失わないようにしてください。

※本稿は『精神科医Tomyが教える 心の執着の手放し方』(ダイヤモンド社)の著者が日々お届けする“心のサプリメント”です。