心得5 “ダブルボギー以下”を死守する

 18ホールすべてダブルボギーで108打。そこから9打減らせば100を切ることができます。ダブルボギー以上は打たず、ときどきボギーで、たま~にパーをとれる。そんなゴルフができれば100を切ることができるのです。

 考え方としては、ダブルボギーならパー、ボギーならバーディ(マイナス1打)、パーならイーグル(マイナス2打)と考えることで、トータルで9アンダー以下を目指します。

心得6 「パーパット」を打てるようにする

 これは、けっしてパーをとれとか、パーパットを入れろという意味ではありません。

 パー3なら2打、パー4なら3打、パー5なら4打以内でグリーンに乗せて、どんなに長くてもいいからパーパットを1回は打てる状況に持っていこう、という意味です。そうすれば、2パットでいけばボギー、3パットしてしまってもダブルボギーで収まります。つまり、ダブルボギー以下で回るという5つ目の心得をクリアできるというわけです。

心得7 「必殺の2本」をつくっておく

 簡単に言ってしまえば、自信を持って打てるクラブを2本つくるのです。

 1本は100ヤードに限りなく近く飛んで、100ヤード以上は飛ばないクラブ。

 これを作る理由としては、たとえば、グリーンまで200ヤード以上残ってしまったとき、ほとんどの人はFWなどを持ってできるだけグリーンに近づけようとします。そんなとき必殺の100ヤードクラブがあると、無理に飛ばそうとするのではなく、「100ヤードを残せばいいんだ」と考えられるようになります。そうすると力むことがなくなるのでナイスショットになりやすいし、得意な距離が残ればグリーンに乗る可能性も高くなるのです。

 そしてもう1本は、フェアウェイから自信を持って150ヤード打てるクラブです。たとえば5Wや7W、ユーティリティであれば4~6UT、パワーのある人なら5~6Iなどが目安になりそうですが、この中の1本に自信をつけてもらいたいのです。

 そういうクラブを持っていると、距離が残って少しでもグリーンに近づけたいときだけでなく、ティショットでOBが怖いときなどにも役立ちます。