気持ちはわかるのですが、このタイプに対して、「仕事を頑張っているのはあなただけではないですよ」とか、「あなたの手柄ではなく、○○さんの力が大きかったと思います」と正論を言っても、時間のムダ、ナンセンスです。
相手は「ほめて! ほめて!」とねだってくる子どもだと思って、ここは大人になることが一番の解決策だと割り切りましょう。
自慢話を切りたければ
さりげなく話題を変える
どうしてもほめるのが嫌な人は、相手に「教えを乞う」という方法もおすすめです。
「どうすればそういう発想ができますか?」「どうすれば新製品を開発できますか?」
などと、相手が自慢したいことを、逆に質問してみるのです。それだけで、相手の承認欲求を十二分に満たすことができます。
それでも延々と自慢話が続いて、貴重な時間を奪われるのを阻止したい場合、さりげなく「話題を変える」ことも必要でしょう。
くわしくは、拙著『職場の嫌な人から自分を守る言葉の護身術』の中でケーススタディとして紹介していますので、ご興味のある方はぜひお読みください。