あっという間に博多港に到着!

福岡から韓国・釜山へ船旅、「クイーン・ビートル」のポップな船内とは【写真付】対馬が見えてきた

 15時に出港した船は、ほどなくして対馬海峡を渡る。右に見える島影は、思いの外大きく、堂々と横たわっていた。12月のこの日は、ちょうど海峡で日没を迎え、美しい風景を見せてくれた。

福岡から韓国・釜山へ船旅、「クイーン・ビートル」のポップな船内とは【写真付】展望デッキコーナーには室内の座席もある
福岡から韓国・釜山へ船旅、「クイーン・ビートル」のポップな船内とは【写真付】博多港の灯りが見えてきた

 いよいよ到着。船は揺れることもなく接岸した。検疫官が乗り込み、発熱など健康状態をチェックする。このときばかりは指定座席に座っていることが必要。チェックが終われば下船の許可が降り、順次下船していく。

福岡から韓国・釜山へ船旅、「クイーン・ビートル」のポップな船内とは【写真付】すっかり暗くなり、船を後にする

 船を後にし、博多港ターミナルへ。入国審査で帰国のスタンプを押してもらう。自動ゲートの空港ではスタンプがないので、ちょっとうれしい。それにしても船旅では、外国から帰ったという気がしないのはどうしたことか。まるで国内旅行のような気分。

 さて、博多港から市内へはバスがあるものの、本数も少なくあまり便利とはいえない。タクシーは待機していないので、電話で呼ぶこと。博多港ターミナルのインフォメーションのところにタクシー会社の電話番号が書いてある。

 なお、飛行機や列車の乗り継ぎをする人は相応の時間をみておこう。クイーン・ビートルの場合は下船に最大90分かかると案内している。