なお、チャットワークやスラックなどは特にチームでコミュニケーションを取るときに威力を発揮します。リアルタイムに気軽に連絡できるので、情報共有が効率化します。仕事を速く進めたいなら、メールにこだわらずさまざまなツールを活用する必要があるでしょう。
メッセージは「簡潔に短く」が基本、
ときに「ダラダラ長く」も効果的
マッキンゼーでは「メールは簡潔に短く」が鉄則となっていました。相手が短時間で要点をつかめるように、スクロールしないで見られるように意識していました。たとえば、次のようなまとめ方です。
△△の件ですが、現状では、次の3つがポイントです。
1 ○○○○
2 ○○○○
3 ○○○○
以上を踏まえ、□□の方向で進める予定です。問題ありませんでしょうか?
「箇条書きを使う」「根拠、主張を短くまとめる」という原則はメール以外のツールを使うときも同じです。
ただ、最近はスマホでメッセージをやりとりする人も多く、短文でまとめる作法は、ある程度常識と化しています。
そこで、もう一段上のテクニックをご紹介したいと思います。通常は、箇条書き+短文で書き、状況に応じてダラダラと長い文章を使う方法です。切々とした長文は、情に訴える効果があり、ときに人を動かす力を持ちます。短文と長文の使い分けができるようになれば鬼に金棒です。