その2 ネガティブワード

 2つ目は「ネガティブワード」です。こちらはシンプルなのではないでしょうか。たとえば、「どうせできない」「頑張るだけ無駄」などの言葉がこれに当たります。

 人間である以上、ネガティブなことを思うのは悪いことではありません。普通の感情と言えるでしょう。気をつけたいのはそれを口に出してまわりの人を巻き込んでしまうことです。ネガティブなことばかり言っているとまわりからも避けられてしまいます。

 とはいえ、口に出さないとストレスを発散できないということもあるかと思いますので、そういった際は「改善点」などの前向きな内容とセットで話しましょう。

「この前のコンペ落ちちゃって、なんかもう頑張っても無理! どこがダメだったかわかる?」といえば、一見ネガティブに感じますが、反省点を探ろうとしていうので内容自体はポジティブなものです。

その3 知ったかぶりワード

 最後は「知ったかぶりワード」です。「これってこういうことでしょ?」「もうわかるから大丈夫」などがこれに当たります。明確なNGワードではありませんが、言ってしまうと自分の成長が止まりかねません。

 もちろん経験があることほど、聞かなくてもわかるということがあるかとは思いますが、そういうときこそ要注意です。

 実は自分が思っていたことと違っていたり、仮に相手がアイデアを持っていたとしてもそれを聞くことなく終わってしまいます。

 ですから、最後までとは言いませんが、要点を全て聞いてから判断するよう心がけるといいでしょう。

 以上、正解は3つだけではないですが、基礎的なこととして覚えておいていただけると嬉しいです。