「とりあえず」と思うのが大事

 対して、行動力のある人は気持ちで仕事をしません。もちろん面倒臭いと思う瞬間もたくさんあるかと思いますが、そういったときも「まずはパソコンを開いてみる」「とりあえず資料に目を通してみる」など小さなことからすぐに手を動かしてみるのです。

 そうすることによって、少しずつエンジンがかかってきて、気がついたらスムーズに仕事ができてるという状況を彼らは作り上げます。

 つまり、行動力のない人は気持ちが上がるのを待ってから仕事をはじめるのに対して、行動力のある人は仕事をしていくなかで少しずつ気分を上げていくのです。

 ですから、最初から大きなことをしようとせず、「とりあえずはじめてみよう」と仕事に向かうことができるのです。

 行動力とは、言い換えれば「最初の一歩」です。そこに大きな壁があるわけですから、最初からやらなきゃいけないことを全部終わらせようと思うのはハードルが高すぎます。

 ですから、仕事であれば「パソコンを開く」、勉強であれば「参考書を開く」のように自分ができる一番小さなことからはじめてみましょう。大体の人は少しずつやっているあいだに頭のモードが勝手に切り替わりますからいつの間にか集中できているという状況になるはずです。

 頭の切り替えは自分の意思によってできないことが多いですから先に行動を起こして、それに頭がついてくると考えてみましょう。

 少しの意識があればできることですので、ぜひ頭の片隅に入れておいていただけると幸いです。