ユーザーが制作・公開している
GPTsも使用可能
OpenAI謹製だけでなく、多くのユーザーがすでに「GPTs」を公開している。ブログを作成したり、小説のプロットを考えてくれるなど、さまざまなツールが大量に生まれており、すでにすべてを試すことができないほどだ。
例えば、「ロゴ作る君」を開き、作りたいロゴを入力すれば、あっという間に作ってくれる。情報が足りない場合は、会社のスローガンやデザインのスタイル、シンボル、ターゲットなどを聞いてくるので、回答すればいい。
筆者も何度かロゴを生成したことがあるが、トライアンドエラーを大量に繰り返して、何とかできあがるものだった。それが、今回は一発できちんとロゴが出てきたのには驚いた。
「スライド作成GPT」は、抄録(アブストラクト)をアップロードすると、そのテーマのプレゼンファイルを作ってくれるというものだ。「生成AIが普及してもライターが生き残るための方法」というテーマの文章を入れたところ、内容が表示され、確認後にパワーポイントファイルを生成してくれた。
シンプルな箇条書きなので、パワーポイントで開いて「デザイナー」機能で見た目を整えればいい。プロンプトで発表者ノートも作成するように指示しておけば、読み上げる文章を作成する際のヒントが入力される。現在は、エラー回避のため、3枚ずつ生成するが、最終的には12枚分のスライドを含んだファイルをダウンロードできる。
もちろん、まだまだ完璧ではないが、ドラフトとしては十分使える。構成を考えたり、コピペしたりする手間を省けるので、大きな時短になるだろう。