SANU CABINはプライベートゾーンが広い構造になっており、自分自身や家族、自然と向き合って関係性や物事を深く掘り込んでいく使い方を想定する。
一方、SANU Apartmentは共用スペースが大きく、利用者が使える共有の「サウナ」や「コーヒースタンド」、「パン屋」などを取り入れる計画だという。リラックスしながら友人たちと会話を楽しんだり、初対面のSANUユーザーとコミュニケーションしたりする場にしていくとのこと。居住スペースに関しては木造二階建てとなっており、リビングとベッドスペースがフロアで仕切られているほか、キッチンやワークスペースなどの設備も用意されている。
「山で物事と向き合って意思を固める行為も、海でリラックスしながら心を落ち着かせる行為も両方大事。それらの行為を行き来することがインスピレーションにつながっていくのではないか、と思っています」(本間氏)
今回、新モデル・SANU Apartmentを発表したSanu。同社は2023年、SANU CABINやSANU Apartmentも含め、追加で100棟の着工を計画している。伊豆、軽井沢、那須に開業を予定しているほか、熱海・山中湖・八ヶ岳・北軽井沢でも新拠点の立ち上げを予定しているという。今後、山と海の両面で新規拠点の開発・展開を進めていく狙いだ。