・インフラ/公共財
これはクリプトの概念に近いと思っているのですが、今まで自然と使われてきたサービスが改めてインフラであることを理解するケースであったり、最初からその思想を大きく織り込んだ上でプロダクトを作ったりする流れは来そうだと思います。

最近、サービスのクローズによって既存のユーザーが困惑するケースをよく見ます。良くも悪くも、自分たちの生活はそうしたサービスに依存してしまっていて、それがない未来を描くことが難しくなってきていること、また無料や格安でサービスを利用していることをあまり意識していない人も多いのではないでしょうか。

インターネットサービスが営利目的と思われず、社会的インフラとして公共財のように残り続けなければいけないという流れが生まれうるかなと思っています(なお、あくまでユーザーから見たところであり、会社としては引き続き利益を出すことが大事であり、その中でのサービス運営の意思決定をすることは全くもって問題ないです)。