【楽天のプロ講師が教える“1年半無収入”からの大逆転ノウハウ初公開!】ネットショップを運営した経験はゼロ。なのに、なぜ急にネット通販をするようになったのか? 1日の終わりにワインを飲むのが好きで、その「好き」が高じて、無謀にも仕事をやめて、新たに「ワインを仕事にする!」と決めた。限りある人生、どうせなら「好きなことを仕事にしたい」というだけの理由だった。それが開業して3年後には年商3400万円、5年後には年商6500万円、いまは年商7億円超にまで成長! 開業資金ゼロ・在庫ナシでもOK、さらには週1回(もしくは月1回)パソコンを開くだけでも稼げる方法がある。限りなくゼロに近いリスクで、自分の「好き」を仕事にするノウハウを初公開&全公開した話題の書『「おウチ起業」で4畳半から7億円 ネットショップで「好き」を売ってお金を稼ぐ!』(ダイヤモンド社)より一部を抜粋・編集したものをお送りする。
個人事業主と法人
どっちがトクなのか?
ショップを運営するときは、「個人」であるか「法人」であるかを選ぶ必要があります。
私は、独立するにしても、副業にしても、これから事業を運営する場合、基本的には「個人事業主」としてスタートするのがいいと考えます。
なぜなら、個人事業主は、登記の手続きなどが必要な「法人」と違い、税務署に「開業届」を出すだけで、シンプルに手続きが完了するからです。
個人事業主と法人の違い
個人事業主が開業する際に必要なのは、事業にかかる費用だけですが、法人だと会社設立に必要な登記費用が、株式会社は最低でも約25万円、合同会社でも10万円以上かかります。
また法人は、会社印の購入や社会保険の加入も必要です。個人事業主と法人の違いを表にしたので、次の表をご参照ください。
やっぱり法人のほうが
認められる経費は多い?
「法人は経費として認められる金額が多いと聞くので、会社を設立したほうがいいのでしょうか?」と聞かれることがあります。
個人事業主でも、所得を得るために使った経費は認められますが、法人は、法的には「会社として利益を得ることが目的であり、それ以外の活動はしていない」と考えられます。
そのため、すべての事業活動に費やされた費用が原則として経費と認められるので、その範囲が比較的広いといえます。
結局、どっちが得なの?
とはいえ、なんでもかんでも経費にできるわけではありませんし、所得額によっては法人になったほうが、税額が高くなる状況も考えられます。
また、法人はスタートしたばかりの1、2年目で、仮に赤字だったとしても、一定の税金を払わなければなりません。
そのため、一概に「個人事業主より法人のほうがトク」とはいえないのです。
※本稿は、『「おウチ起業」で4畳半から7億円 ネットショップで「好き」を売ってお金を稼ぐ!』(ダイヤモンド社)より一部を抜粋・編集したものです。