新NISAで何を買えば良いか迷ったら

 新NISAの成長投資枠では上場されている銘柄やETFなど、膨大な数が対象です。つみたて投資枠では対象商品が「長期保有や分散投資に向いた投資信託と限定されています。証券会社によって扱っているファンドの数は異なりますが、人気のネット証券会社だとたいていどこも200本前後はあります。

 国内上場株式銘柄はどの証券会社でも変わりはありませんが、売買手数料、扱っている投資信託の種類や数は証券会社によって異なります。また、投資信託によって、信託報酬や運用手数料が変わります。

 NISAのための口座は、1つの証券会社でしか作れません。1年に一度だけ移管することはできるのですが、手続きが面倒ですので、最初にじっくり吟味しましょう。

 次の図でおすすめのファンドを挙げます。初心者のうちはあまり数を増やしても管理が大変ですので、慣れるまでは一点集中で、慣れてきたらリスクとリターンのバランスを考えて、分散させるというのも手です。

リスク&リターンをチェックしてお目当ての投資信託に投資しよう

 ETF(上場投資信託)は投資信託(ファンド)ではあるのですが、投資信託と大きく違うのは、リアルタイムで価格が変動し、1日に何度も売買できる点です。

 ローリスクのものからハイリスク・ハイリターンのものまで、たくさんのファンドがあります。中国を抜く勢いで急成長している「インド株式」などは、面白いですよ。

 なお証券会社によって取り扱っているファンドが異なる点に注意しましょう。

 一例になりますが、投資信託にはこんな種類があります。