
2024年に入って、株価は史上最高値を更新していますが、我々には景気が良くなった実感はまったくなく、恩恵も感じられない。それどころか、GDP(国内総生産)が、2023年にはドイツに抜かれて世界4位に転落した!なんてニュースもあり……。日本経済に、なにか明るい材料はないのでしょうか。生島ヒロシさんと岩本さゆみさんの著書『日本経済 本当はどうなってる?』(青春出版社)から、日本経済の本当のところをお答えします。
日本のGDPが世界4位に転落!
岩本 株高はどこか遠い世界の話で、たしかに後ろ向きな報道も多くて、みなさんが希望を持ちづらい、足元の物価高もあり、実際にシンドイと思われている方も少なくないと思います。
でも、客観的に日本経済を眺めてみると、「日本はダメ!」ばかりでもないんですよ。
生島 そうなんですか。そういう話をぜひ聞きたいですね!