LINEの友人に同じメッセージが
女子高生が伝える教訓
はるかさんには登録していた友人全てに、アカウントが乗っ取られ勝手にメッセージを送信していたことと、リンクを開かずメッセージを削除してもらうことと、迷惑をかけてしまったことへの謝罪を添えた内容のメッセージを送ってもらいました。
私は同様の手口が横行していると思い、警察や、メッセージアプリ、SNSを運営している事業者に手口の内容を説明し、該当するアカウントの凍結やブラックリスト登録などのしかるべき対応をお願いしました。
できる対応を全て終えた後で、はるかさんはこういった無料のオファーには必ず裏があることと、個人情報を安易に提供してはいけないこと、そして疑わしいメッセージにはすぐに警戒すること伝えました。
はるかさんは自分が行ったことが、多大な迷惑をかけてしまった結果をかみ締め、泣きながら謝っていました。
落ち着いたはるかさんは自発的に、自分の経験をSNSでシェアし、他の人々が同じわなにはまらないように注意喚起の発信をしました。彼女の投稿は多くの人々に共有されました。こういった一人一人の発信が詐欺の手口に対する警戒心を高める一助となることを願いました。
インターネットに潜むわなに対して、保護者・友人・教育機関・SNSプラットフォームが連携し、子どもたちを守るための対策を続けることが重要です。
監視や教育、情報の更新と技術的対策を組み合わせることで、子どもに降りかかるトラブルを未然に防ぐことが可能なのです。
もし、インターネットやSNSのトラブルで、何かわからないことや困ったことがあったら、迅速かつ気軽に探偵に相談してください。
「インターネットに潜むわなから子どもたちを守る探偵」。点と点が線になる探偵トークでした。