「まさか、あの人が……」
世間に溢れる誹謗中傷の“自爆あるある”
「インスタでフォロワーの多いインフルエンサーが『開示請求をかけたら、まさかのあの人だった』というような内容を投稿しているのを、何度か見たことがあります。誹謗中傷してくる相手が身近な人や同業者というのは、珍しくないのかなと思う」(20代・女性)
「SNS上でちょっとした有名人だったある起業家を揶揄するような投稿を連投していたアカウントが、その起業家と近しいIT企業の社員だとバレてしまったことがある。その後、上司と一緒に直接謝罪に行くなど大変だったと聞いた。バレた理由は本人の過去投稿から」(40代・男性)
ネットで見かけた話……程度であればまだしも、身近で起こるトラブルも。
「同じテーマについて関心を持ってSNSでつながった仲間がいるが、いつの間にか派閥のようなものができて、誹謗中傷合戦が始まったことがある。もともとはオフ会を開いていたこともあったので個人情報を握られている人もいて、敵対した相手にバラされることがあるなど一時期ネット上の人間関係が地獄のようになった」(30代・男性)
「同業者で半匿名でSNSをやっている人がいるのですが、ひんしゅくを買うような下ネタや、同業者の愚痴などが多くて、人ごとながらヒヤヒヤしています。同業者の中ではそのアカウントがその人のものだと知っている人も多いのに、よくやるなあと思いながら見ています」(40代・女性)
「学生時代に匿名でやっていたアカウントが軽く炎上し、掲示板で本人特定された同級生がいました。今は名前を検索してもヒットしないので、業者に頼んで消してもらったのではないかと思います」(30代・男性)
友人・知人であれば身バレしてしまう前に苦言を呈しても良さそうなものだが、「どうせ言ってもやめないだろうし……」と諦める人の方が多いのかもしれない。