どんなに仕事で成果を出しても、周りから「評価」されなければ無意味である……あなたも、自分より能力が低い人がなぜか上司から高く評価されていて、イラッとした経験があるはず。ではこのような「なぜか評価される人」の“戦略”を、あなたは知っているだろうか。新刊『雑用は上司の隣でやりなさい』は「周りに実力を“評価させる”戦略」を初めて言語化した歴史的な一冊だ。最短出世中・現役メガバンカーのたこす氏による「実力を適切にアピールする「見せ方」の技術」をまとめた本書は、発売直後から「こんな本が30年前に欲しかった」「今までにない知恵がつく」「上司には絶対に見せられない」と話題沸騰中である。今回はその中から「出世しない人の共通点」についてお伝えする。
「引き継ぎ時の対応」1つで評価が変わる
9月末が期末・半期末というビジネスパーソンの方も多いと思います。このタイミングで部署異動をする、もしくは組織改編があったという人も多いのではないでしょうか。まさに出世の明暗が分かれるタイミングでもありますね。
ところで、異動について必ずついて回るのが職場の「仕事の引き継ぎ」です。会社によっては挨拶が間に合わず、前任者が異動してから挨拶をしに行くこともあるでしょう。
実は、こういった際、職場で「新しい仕事を引き継ぐ時」に絶対にやってはいけないことがあります。この引き継ぎの仕方1つで、出世の明暗が分かれることすらあります。今回は「引き継ぎ」の時に気をつけるべきことを紹介していきましょう。