最近、四季が曖昧になり季節感が失われつつある……そんな日常に、改めて季節感を取り戻すことができる書籍『季節の兆しカレンダー』。草花や鳥、虫、空模様、行き交う人が着ているものや、ことば、家のなかに現れる「季節の兆し」を、二十四節気・七十二候に沿って紹介しています。なかには「運がよくなってきているサイン」や、季節ごとに行うといい開運法も多数紹介しています。この連載では、そのなかから、季節の節目ごとの開運法について紹介します。

お彼岸にすると開運すること

【神様は見ている】運がいい人、お金持ちの人がお彼岸に絶対しないことPhoto: Adobe Stock

9月19日~9月25日はお彼岸にあたります。
お彼岸は、秋分の日を中日とした前後3日間のことで、秋分の日(9月22日)は、暦の上では秋の半ばにあたるといわれます。

本楽、秋がちょうど半分まで進んできた時期であり、「暑さ寒さも彼岸まで」といわれるように、本来暑さがやっとおさまってくる頃です。
とはいえ、近年は、秋になっているとすら言い難い暑い日が続く時期ですが、お彼岸が、気候や運気の切り替わりの時期であることに変わりはありませんから、運がいい人、お金持ちの人で、お彼岸はとくに何もしていない……という人はいないでしょう。

では、何をしているかというと、お墓参りです。

風水では、「運不運は彼岸まで」といいます。
運のバランスをとるためにも、お墓参りや仏壇に手を合わせ、ご先祖様に日頃の家族の安寧の感謝の気持ちを伝えましょう。
お墓が近くにない場合は、お墓がある方向を向いて手を合わせるとよいでしょう。
お萩を食べることで、さらに運気がアップしますよ!

お彼岸にお墓参りをするというのは、季節感や昔ながらの風習を大切にしている人なら、当たり前のことかもしれません。
ですが、節目や風習、ご先祖様への感謝の気持ちを大切にしているかどうかを、神様は見ているのです。

『季節の兆しのカレンダー』では、季節感を日々の生活のなかに取り戻すために知っておきたいことを500個以上も紹介しています。季節感は、意識しなければどんどん日常から失われていってしまいますが、草花や鳥の声、空模様に目を向け、昔から季節と運気の変わり目とされる二十四節気・七十二候、節句などに開運行動をすることで、暮らしは物心ともに豊かになります。季節の兆しのなかに隠れている「幸運があなたに訪れているサイン」も探してみてくださいね。