子どもが感情をわかってほしいのは、こちらの忙しさには関係ないことだからです。どんなときも、どんな状況にあっても、娘のために心の余裕を持たなければなりません。
そのためには、父親こそ非認知スキルが必要になります。
お父さんは、お母さんの感情をわかってあげて、かつ娘の感情をわかってあげるのが家庭内の役割だとすると、仕事には関係なく、自分の心を自分で整えられなければ、その役割を果たせません。
お父さんも自分の感情に気づき、ごきげんの価値を内観して、自分のあり方にアクセスしていなければ、心の余裕を自ら生み出すことはできないでしょう。
さらに、自分の感情に気づけなければ、お母さんや娘の感情になど寄り添うことはできません。
娘に嫌われないコツ「その1」は、娘の感情を無条件にわかってあげること。
この「わかってあげる」は同意ではなく、「理解のわかってあげる」であることを肝に銘じておきましょう。
「あなたのそのやり方だからダメなんだ。もっとこうやったほうがうまくいくんだから、そのとおりにやりなさい!」
より
「あなたはなぜそうしたいんだい?お父さんはこう考えるけど、あなたはどう考えているのかを知りたいから教えてくれる?」