クレカで使えるカードラウンジなら
「エポスカード」がお得でおすすめ

 手軽に空港ラウンジを使える権利を得るなら、クレジットカードの無料特典で利用するのがおすすめだ。一般的にゴールド会員以上の上級会員であれば、カード会社のラウンジが無料で利用できることが多い。

 例として羽田空港の第1・第2ターミナルの国内線出発エリアにあるラウンジでは、以下のカードであれば利用可能だ。

●ダイナースクラブ
●VISA・マスターカード(VJA。オムニカード):Visaプラチナカード、ゴールドカード
●アメリカン・エキスプレス:ブルーカードや一部の法人カード、提携カードを除く全てのカード
●JCB:JCBザ・クラス、JCBプラチナ、JCBゴールド ザ・プレミア、JCBゴールド
●UCカード:ゴールドカード、ヤングゴールドカード
●MUFCカード:プラチナ、ゴールドプレステージ、プレミオ
●DCカード:ゴールドカード、ゴールドカードヴァン
●ニコス:ゴールドカード、プレミオ
●オリコ:THE PLATIUM、The Gold、Gold Upty、THE WORLD、オリコビジネスカードGold、EX Gold for Biz
●au Payカード:au Payゴールドカード
●dカード:d カードCARD
●PayPayカード:PayPayカードゴールド
●ライフカード:ライフカードゴールド、ビジネクスト・法人クレジッっとカードゴールド
●ティーエスキュービック:ゴールドカード、レクサスカード
●楽天カード;楽天ブラックカード、楽天プレミアムカード、楽天ゴールドカード
●エポスカード:エポスプラチナカード、エポスゴールドカード
●イオンカード:イオンゴールドカード
●ミカドカード:プラチナカード、ゴールドカード
●アプラス:World Elite MasterCard、World MasterCard、Platinum Card、Gold Card
●ジャックスカードワールドエリート:ジャックスカードプラチナ、ジャックスカードゴールド
●OCSカード:OCS-VISAゴールドカード
●ドラゴンパス
●セゾンカード:ロイヤルカード、プラチナカード、ゴールドカード(一部利用できないものあり)

 この中でも注目は、「エポスゴールドカード」だ。年会費が5000円(税込)と安いし、エポスカードを数年間利用している場合、招待によって無料になるケースも多い。

 実際に筆者が経験したこととして、エポスカードでアパートの家賃を約3年支払った結果、ゴールドカードへの無料アップグレード案内が届き、20代でいきなりラウンジ入会資格を得ることができた。対応できる空港は全国20カ所以上と多く、海外でも例えばハワイ・ホノルルのダニエル・K・イノウエ国際空港出発ロビーラウンジで使うことができる。

 その他、使えるラウンジは6カ所と少ないものの入会費が無料のイオンゴールドカード、年会費が2万4200円(税込)と高額だがほぼ全ての国内空港のラウンジを利用できるダイナースがおすすめだ。

 搭乗する航空会社に関わらずラウンジを利用できるのは、クレジットカード上級会員の大きなメリットの一つである。1年に1回くらいは、クレカの無料特典サービス内容をチェックして、場合によっては新たに申し込んでおくのもいいだろう。

 ただ、カードラウンジは航空会社ラウンジと比べるとサービス内容はやや劣ることもある(飲み物がソフトドリンクだけなど)。

 また、カードラウンジの場所は、空港やターミナルによって場所が大きく異なる。制限エリア内にあるのか、到着口の近くにあるのか、飛行機に乗る前にラウンジの場所は確実に調べておこう。

 なお、こちらの記事では、各クレジットカードの上位資格別で、どの空港のラウンジが利用できるのかを説明した表が掲載されている。参考にしてみるといいだろう。