チンゲンサイは“黒い点々”が
できているものを選ぼう
チンゲンサイもカルシウム豊富な野菜の1つ。中国料理でおなじみですが実は和風や洋風にも合います。
チンゲンサイ〈アブラナ科アブラナ属〉
チンゲンサイの旬:秋(10~12月)
ほのかな甘みとシャキシャキ食感が魅力のチンゲンサイ。寒暖差に強く、冬に向けて気温が下がる秋の終わりごろにもっともおいしくなります。
チンゲンサイの栄養:(油に溶けやすい脂溶性栄養素)βカロテン、(水に溶けやすい水溶性栄養素)カリウム、ビタミンC、(どちらでもない無機質栄養素)鉄 など
チンゲンサイの選び方:寒くなってくると茎の表面に現れる黒い斑点は「ゴマ症」と呼ばれており、病気ではなく甘みが強くなっているサインです。葉の色合いは品種によって異なるため、色の濃さではなく鮮やかさを見て、ピンと元気でみずみずしいものを選ぶといいでしょう。また、なかなか店頭では見かけませんが、最高においしいチンゲンサイは茎がラメ入りのようにキラキラしています。もし見かけたら、迷わず即買いしてください。
チンゲンサイの選び方のポイント
・葉の緑色が鮮やか
・茎が太い
・ずっしり重い
チンゲンサイの処理法:チンゲンサイに多く含まれるβカロテンは脂溶性なので、中華炒めなど油を使う料理が◎。生でも食べられるくらい柔らかくみずみずしいのに、かなり加熱してしまってもシャキシャキ食感が残るので、葉もののなかでも扱いやすい野菜です。
チンゲンサイの保存法:濡れたキッチンペーパーで包み、ラップまたはチャック付きビニール袋に入れて冷蔵室へ(保存期間は1週間)。できれば立てて保存します。買ったときの袋の口が閉じられていれば、そのまま冷蔵室に入れてもOK。