緑茶ハイやウーロンハイ、ハイボールなど蒸留酒をお茶やソーダで割ってあるものは量も楽しめます。甘いカクテルやチューハイ、梅酒など甘いお酒は糖質を多く含むので飲みすぎには注意しましょう。
お酒のカロリーと糖質量は次の通りです。
お酒と一緒に水も取ろう
飲み過ぎ防止以外の利点は?
また、お酒を飲む時は水も一緒に取ることをおすすめします。飲み過ぎを防止するためだけではなく、お酒には利尿作用があるため脱水状態にならないというメリットもあります。お酒と同量以上の水を飲む習慣をつけると、飲み会だけではなく、普段家で晩酌する際にも役立ちます。
飲み会で太らないためには「食べる順番」が重要なポイントです。血糖値をゆるやかに上げていくことを意識しましょう。
最初に野菜、海藻類、きのこ類のメニューから食べ始めます。居酒屋メニューでは、野菜サラダ、きゅうりとワカメの酢の物、枝豆、きのこのソテー、もずく酢、青菜のおひたしなど。これらには食物繊維が多く含まれているので満腹感にもつながり、胃を落ち着かせてくれます。
枝豆は、食物繊維以外にもビタミンB1が多く含まれています。ビタミンB1は糖質の代謝を促してくれるので、糖質を多く含むビールが好きな方にはおすすめのおつまみです。
次に肉や魚介類、卵などタンパク質が取れるメニューに移ります。焼き鳥、ローストビーフ、焼魚、刺身、だし巻卵など。この時、唐揚げやヒレカツなど、脂質を含む揚げ物はなるべく控えましょう。
この食べ方で進めていくと、満足感を得られるのでシメの炭水化物までたどり着けないことが多いのですが、どうしても食べたい時は、1人前ではなく半量以下を目安に。周りの人とシェアすれば残さずにすみます。
最後に、飲み会後の帰り道にラーメン屋やコンビニに寄るのは危険です。せっかく太りにくい飲み方、食べ方を実践できても「ちょっとだけ」とラーメンやスイーツに手を出してしまうと台無しです。「別腹」は歯止めが利かなくなってしまう可能性も大。飲み会後は、どこにも寄らず真っ直ぐ帰宅して、早く就寝するのがベストです。
飲み会が続くシーズン、飲み方や食べ方に気を付けて健康につなげていきましょう。