30【「ハードル下げ」の型】
この型は、お願いしたいことを伝えたあとに、次々とそのハードルを下げるような情報を足していきます。
「今後の歓送迎会の幹事やってくれないかな? お店選びが面倒なら去年と同じ場所でもいいし。人数も来週には決まるからそのあとお店に電話してくれれば。あとは参加者にメール送るだけでOK!」
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今回の場合は、幹事の仕事の手順を想像させることで簡単だと思わせる内容にしています。ハードルを下げる要素はケースによって変わると思うので適宜判断するのがいいでしょう。ただし、たとえばここで「今度おごるからさ」といった条件を持ち出すのは、ハードルを下げるのではなく、報酬を与えることになり違う意味になってくるのでご注意を。
32【「感謝」の型】
「Gくん、いつも部の催し物に協力してくれてありがとう。この手のお願いごとってなかなか申し訳ない気持ちになることが多いんだけど、Gくんにはいつも気持ちよく受けてもらって助かってる!ちなみに今度また歓送迎会があるんだけど…幹事お願いできないかな?ごめん!ありがとう!」
シンプルに日頃の感謝を挟みながらお願いごとを伝える方法です。ふつうに頼むよりは少しだけうれしい気持ちで受け止めることができますが、上記の例で丁寧な伝え方をしたように、感謝の内容にリアリティがないと「とってつけた」ようになりがちなのでご注意を。
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