最近、四季が曖昧になり季節感が失われつつある……そんな日常に、改めて季節感を取り戻すことができる書籍『季節の兆しカレンダー』。草花や鳥、虫、空模様、行き交う人が着ているものや、ことば、家のなかに現れる「季節の兆し」を、二十四節気・七十二候に沿って紹介しています。なかには「運がよくなってきているサイン」や、季節ごとに行うといい開運法も多数紹介しています。今回は、Drコパさんに追加で伺った開運法を紹介します。

元旦は運気の転換点

【正月】2025年の運気を決める!特別な日に、運がいい人お金持ちの人が2回することとは?photo Adobe Stock

明けまして、おめでとうございます。今日から新しい年です!

元日の朝、初日の出の直前に東の空が茜色に染まることを「初茜」と言います。
前日と同じ夜明けの光景であっても、新年に見るものはやはり神々しく特別に感じられますね。

さて、今日から始まるお正月は、新しい年を祝う期間です。
五穀豊穣を司る年神が家に訪れるといわれており、門松や鏡餅といったしきたりはすべて年神を迎えるために行われるものです。

そんな今日は、家族でおせち料理を食べましょう。おせちは、ラッキーフードの宝箱! 一年を幸運に過ごすために必要な運が詰まっています。

金運を上げる「栗きんとん」や「だて巻き」

子宝に恵まれる「数の子」

人気と才能が高まる「海老」や「鯛」

マメにくらせる健康運は「黒豆」

喜ぶに通じる「昆布締め」

魔除け効果があると言われる「ごまめ」

最後まで忍耐強く頑張れる「根菜類」

長寿を願って飲む「お屠蘇(おとそ)」

これに、2025年のラッキーフード、たまご、野菜&米、牛肉を加えれば鬼に金棒!
新年スタートの日に、しっかり運を補給しましょう。

また、新年の神社参拝は、2度するのが開運アクションです。なかでも、本日1日と3日にお参りするのがベスト。

1日は神様へのご挨拶。
3日は、前年の秋に「祈願書」を書いて神様にお願したことを念押しするお参りです。
2回とも同じ神社に参拝してもいいですし、他の神社に行っても構いませんから、ぜひ今年は2回神社へ足を運んでみてくださいね。

『季節の兆しのカレンダー』では、季節感を日々の生活のなかに取り戻すために知っておきたいことを500個以上も紹介しています。季節感は、意識しなければどんどん日常から失われていってしまいますが、草花や鳥の声、空模様に目を向け、昔から季節と運気の変わり目とされる二十四節気・七十二候、節句などに開運行動をすることで、暮らしは物心ともに豊かになります。季節の兆しのなかに隠れている「幸運があなたに訪れているサイン」は他にもあります。ぜひ、探してみてくださいね。