1つ目の工夫は、休日に作り置きする「自炊の素」。野菜とひき肉の塩炒めで、いろんな料理にアレンジできます。仕事で疲れた夜も、これさえあれば自炊が簡単にできるんです。コンビニ弁当を買うよりも節約できて健康的です。
2つ目の工夫は、体と心に美味しい食材を選ぶこと。旬の食材は安く手に入るし、美味しくて栄養価も高い。なるべく国産を選び、調味料も基本のものしか揃えていませんが、ちょっといいものを使っています。毎日食べるご飯は、玄米ともち麦のミックスで便秘知らずです。
3つ目の工夫は、ちょっとリッチな食材でおうちレストラン気分を味わうこと。ときどき、フランスの高級冷凍食品「picard(ピカール)」や、デパ地下グルメの宅配「ISETAN DOOR」でお取り寄せしています。それぞれ少しお高いですが、外食するよりは安く済みます。
おしゃれなカフェでの外食もワクワクしますが、テレビやSNSでバズった簡単レシピを再現するのも面白いものです。最近ハマっているのは、キッチンでの燻製作り。安いチーズが高級チーズの味わいに変わるんです。お気に入りの音楽をかけ、ムーディな間接照明で燻製をつまみにワインを嗜むひととき……。お金はかかってないけれど、至福の時間です。
「1カ月の家事リスト」で
忙しい毎日でも家がきれいに
以前は、曜日別に家事を実施していましたが、土日関係なく夜勤もある介護職に転職してからは家事をルーティン化するのが難しくなり、コップの漂白やストック品の整理などの小さな家事を忘れるように。
そこで考えたのが、パソコンで管理する「1ヵ月の家事リスト」。冷蔵庫の整理から歯ブラシの交換まで、こまごまとした30項目の家事をリストアップしています。1日1個を目標に、完了したら色をブルーに塗り、前月からできないまま繰り越しているものはイエローに変えて、意識づけ。リストがブルーに染まっていくのが嬉しいんです。
家事を細分化することで、ひとつひとつのハードルが下がり、忙しい毎日でもなんとか家をきれいなままで保てるようになりました。