また、日々の家事だけでなく、季節家事もリスト化しています。春に冬物クリーニング、冬のブラックフライデー利用などの他に、夏は「土用の丑」とか、秋は「三十九日(みくんち)」でナスを食べなきゃとか、それぞれの季節を楽しむために覚えておきたいこともリストアップ。
こちらもじぶん会議のときにチェックして、「ああ、来月は春分のぼた餅を食べよう♪」なんてワクワクする食いしん坊な私。食にまつわる季節行事が若干多めです(笑)。
さらに、休日の過ごし方もリスト化しています。なんでも見える化するのが好きなんです。だらだら過ごしたくないので「カフェの日」や「映画・読書の日」、「勉強の日」など、目的を持ってバランスよく過ごせるように工夫しています。
52歳で国家試験に挑戦
介護福祉士に転職
52歳で国家試験に挑戦し、現在は介護福祉士として働いています。月9日休みのシフト制で、基本は8時間労働。夜勤も月4~5回あります。介護は365日交替で誰かがやらねばならないものなので祝日・お盆・正月も関係なく、連休も月1回あるかないか。コロナ禍のときには人手が足りず、休みが取れなかったり、残業が続いたりもしました。介護現場の人手不足は深刻です。
もともとおばあちゃんっ子だった私。お年寄りには可愛がられて育ちました。人生後半でこの仕事を選んだのは、生活のためだけでなく、少しでも恩返ししたいという気持ちもあったからなんです。また、仕事で学んだことを親の介護に活かし、親の介護で感じたことを仕事に活かせるので、自分にとってもメリットが多くありました。
52歳にもかかわらず正社員採用されたのは、介護業界が万年人手不足のせいもあるかもしれません。自分の人生経験を活かすことができ、人の役にも立てる仕事なので、セカンドキャリアとしてよいのではと思います。
仕事は毎日学びがあり、新鮮です。利用者さんは人生の先輩でもあり、教わることも多く言葉の重みが違います。体力仕事ですが、椅子に座りっぱなしの仕事より、健康によいかもしれません。毎日1万歩は歩くおかげで、前職のときよりも体調がよくなりました。
約5人に1人が認知症になると言われている時代、介護の現場に興味を持ち、ボランティアでもいいので手助けしてくれる人が増えたらいいのにな、と思う今日このごろです。