「“投資”を学ぼうとしない日本人には貧乏な老後が待っている」
――そう主張するのは、チャンネル登録者数50万人、総視聴数9600万回の人気投資系YouTuber・バフェット太郎氏。
投資に役立つ世界の経済ニュースを独自の視点からわかりやすく解説し、冷徹な市場分析と鋭い舌鋒で予想を次々に的中させる一方で、その投資スタイルは堅実で実践しやすいと投資初心者から経験者まで幅広い支持を集めている。
そんな同氏の新刊『投資の教室 人生を変えるマネーマシンのつくり方』(ダイヤモンド社)は、お金を生み続ける「マネーマシン」のつくり方と考え方、新NISAの鉄則や個別株新興国株ビットコインなどの投資の基本を凝縮した一冊だ。その一部を抜粋・編集し、お届けする。

投資の教室Photo: Adobe Stock

貧乏人「投資はギャンブル」

 2024年、鳴り物入りでスタートした新NISA。

 多くの日本人の投資を始めるきっかけとなった一方で、同年8月に起きた日経平均の大暴落ではショックを受けて保有していた株式や投資信託をあわてて売却した方も多かったのではないでしょうか。

 投資で資産を形成できない人が「投資はすぐ損をする」「投資はギャンブルみたいなもの」と恐れるのとは対照的に、投資を学び、資産を形成した金持ちは、全く別の角度から「投資」を捉えています。

 金持ちは投資をすることで「お金を増やせる」と信じていますが、貧乏人は投資をすることで「お金を失う」と信じています。

 たとえば、貧乏人は1987年のブラックマンデーや2000年のドットコムバブル崩壊、2008年の金融危機、2020年のコロナ危機を例に挙げ、株式市場が大暴落するのは必然であり、カジノと同じでお金を失う場所だと悲観的に考えています。

 その一方で、お金持ちは過去の株式市場の暴落や、その原因となった金融危機や戦争、感染症、災害などを例に挙げ、「人類がこれらの困難を幾度も乗り越えてきたことを考えると、これからもあらゆる困難を乗り越えられるだろう」と楽観的に考えます。

(本稿は、『投資の教室 人生を変えるマネーマシンのつくり方』を抜粋、再構成したものです)

バフェット太郎(ばふぇっと・たろう)
投資に役立つ世界の重要な経済ニュースを厳選し、独自の視点からわかりやすく解説する、登録者数50万人のYouTubeチャンネル「バフェット太郎の投資チャンネル」管理人。冷徹な市場分析と鋭い舌鋒で、次々と予想を的中させる投資系インフルエンサー。Xフォロワー35万人。noteフォロワー1.4万人。
個人投資家としては、20代から投資を始め、数百冊の投資本をむさぼり読み、10年間さまざまな試行錯誤を積み重ね、米国株投資にたどり着く。ブロガー・YouTuber活動と並行して堅実な投資を続け、それから数年で数億円の金融資産を築く。
著書に『投資の教室 人生を変えるマネーマシンのつくり方』(ダイヤモンド社)、累計20万部のロングセラー『バカでも稼げる「米国株」高配当投資』(ぱる出版)がある。

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