物価高騰や人生100年時代の到来などお金の心配事がつのるいま、不安はますます高まっています。
そこで本連載では、人気風水師・李家幽竹がコロナ後の金運をテーマにした本『激変!キャッシュレス時代の金運アップ対策 李家幽竹の一生お金に困らない超☆風水術』から、新しい時代を生き抜く金運を身につけるために、風水でできること全部を紹介していきます。
いまやスマホ・QRコード決裁、銀行アプリによる出入金、投資活動など、お金はスマホのなかにある時代になりました。これまでと何が違い、何が変わらないのか、具体的に何をすればいいのか、コロナ禍を経て変わった生活に合うインテリア、旅行、習慣の見直しも提案。風水で楽しく金運アップしましょう!

「金運アップには長財布が必須」ではなくなった理由&財布選びの正解とは?Photo: Adobe Stock

 これまでの金運風水では、長財布を使うことをおすすめしてきたのですが、それは、お札を折らずに収納できて、出し入れもしやすいからという理由からでした。しかし、それはあくまでも、現金でのやり取りを想定してのこと。普段のお金のやり取りで現金をほとんど使わないのであれば、長財布を使うメリットはほとんどないので、あえて長財布を持つ必要はありません。

 長財布がおすすめなのは、現金のやり取りが多く、特に紙幣の出し入れを頻繁にする人。もちろん、気に入った長財布があるなら使い続けていても問題ありませんが、これから新たに買うのであれば、長財布にこだわらなくてもかまいません

 日常のお金のやり取りではスマホを使うことが多いけれど、コインパーキングや個人商店での買い物で現金を使うことがあるので、財布も持ち歩きたい……そういう場合は、二つ折りや三つ折りのコンパクトな財布で十分です。選ぶポイントは、使いやすさと機能性。小銭入れとしての機能がメインなら、小銭が取り出しやすいものがおすすめです。カードをたくさん入れたいなら、カードポケットが充実していて、よく使うカードがパッと取り出せるものを選ぶなど、自分が望む機能に着目して選ぶのがコツです。

 スマホがあれば買い物も移動も支障がない、現金はほぼ使わずに生活できている、という人なら、「財布は持たない」というのも選択肢のひとつ。スマホのバッテリー切れや現金でしか支払えない場合に備えたい、という場合は、カード入れに折りたたんだ紙幣を入れておくか、小銭入れを持ち歩けば対応できます

 なお、「念のために入れておく」金額は1万円以内が目安。それ以上になると、「念のため」の範囲を超えて、従来のように「財布に現金を入れて持ち歩く人」という扱いになってしまいます。そうなると、金運アップのためには、きちんとした財布にもう少し多めの金額を入れて持ち歩く必要があり、「財布を持たない」というスタイルからは外れてしまうので気をつけましょう。

※本稿は『激変!キャッシュレス時代の金運アップ対策 李家幽竹の一生お金に困らない超☆風水術』(ダイヤモンド社)より一部を抜粋・編集したものです。

「金運アップには長財布が必須」ではなくなった理由&財布選びの正解とは?

李家幽竹(りのいえ・ゆうちく)
一般社団法人 李家幽竹空間風水学会 理事長
韓国・李王朝の流れをくむ、ただ一人の風水師
「風水は環境をととのえることで運を呼ぶ環境学」という考えのもと、さまざまなアドバイスを行いながら、テレビ、雑誌、セミナーなどで幅広く活躍。現在までに出版した書籍は300冊以上、累計販売は1000万部を超え、世界12か国で翻訳・出版されている。主宰する空間風水学会では風水アドバイザーの育成に尽力している。
著書に、『ナンバー1風水師が教える運のいい人の仕事の習慣』『改訂新版 絶対、運が良くなる旅行風水』『絶対、運が良くなるパワースポット』『絶対、お金に好かれる! 金運風水』『どんな運も、思いのまま!李家幽竹の風水大全』(以上、ダイヤモンド社)、『悪運をリセット! 強運を呼び込む!! おそうじ風水』『運がよくなる 風水収納&整理術』(以上、PHP文庫)、『最強 パワーストーン風水』(秀和システム)、『李家幽竹の幸せ風水』『李家幽竹 花風水カレンダー』シリーズ(以上、世界文化社)など多数。
李家幽竹オフィシャルサイト https://yuchiku.com/