「解けないけれど、答えを見て説明することはできるよ!」と堂々と子どもに伝えることが大事です。知ったかぶりしていると、子どもとの信頼関係は築けません。
最低限の国語力があれば、大人が解説を見ればその数字が示す意味はわかります。
と言っても「いやいやわからないよ」こう思う人はたくさんいるでしょう。確かに、子どもがわからないと持ってきて、その場ですぐ理解して教えるのは難しいです。ただし、解説をじっくり読んでみて、後で教えるのはできるものだというのが受験を通しての気づきです。ぜひ一度、解説をじっくり読んでみてください。意外と理解できるものですよ。その時は、数字の単位に注意してみてくださいね。
「朝勉」がもたらす
学習効果とは?
わが家では、妻・ママクサが長男の勉強に関わることは一切ありませんでした。教えることはもちろん、どの問題集をやっているのかも知らないレベルです。0歳児含めた8人の子どもの育児家事に翻弄される毎日であり、ちびっこ達を寝かしつけた20時30分以降しか自由時間がなかったのは、ある意味共働き夫婦と同じような感覚だったのかもしれません。

それでも、子どもの勉強に不安がなかったのは、習慣化された「朝勉」の時間帯で勉強のサポートをおこない、そして勉強時間以外での会話の中で進捗確認ができていたからです。
参考までに、オトクサ家の子ども達の1週間の平均的なスケジュールについてご紹介します。これを見ると、朝の勉強時間のウェイトが大きいのがわかります。オトクサ家同様、この時間であれば共働き家庭でも子どものサポートができるのではないでしょうか?
夜から朝方にシフトすることは、共働き家庭の受験フォローを後押ししてくれるはずです。

※これはあくまでもオトクサ家の長男が当時実践した一例のため、実在の学校や塾、模試についての最新情報はご自身でご確認ください。