手取り20万円→年商1億円の起業家が実践、行動を変える「目標設定のコツ」目標を立てるとき、漠然と「今期は○○しよう!」とだけ決めても、「頑張ってもなんかうまくいかない…」と中途半端になってしまうことは多い(写真はイメージです) Photo:PIXTA

新しい環境、新しいチームで働く人も多くなる4月。目標を立てるとき、あなたはどのように目標設定をしますか?手取り20万円のOLから年商1億円プレイヤーへと転身をとげた三浦さやかさんは、目標を立てる時こそ数字で立てることが重要だといいます。そこで、今回は同氏の新刊『未来が変わる魔法の数字』(青春出版社刊)から、数字で目標を決める方法について、抜粋して紹介します。

数字で詳細な目標設定をすれば脳がどんどん動き出す

 皆さんはどのように目標を立てていますか?

 じつは目標を立てるとき、漠然と「今期は○○しよう!」とだけ決めても、「頑張ってもなんかうまくいかない…」と中途半端になってしまうことは多いです。

 そうならないためにも数字で具体的に目標を決めることが重要となります。

 というのもじつは、具体的に目標を決めると脳が活性化し、行動量が増え、予期せぬ結果も出やすくなるからなんです。

 具体的にいえば、脳を活性化させるシステムの一つに、RAS(ラス/脳幹網様体賦活系)というものがあります。RASというのは脳科学の研究によって明らかになった脳の仕組みですが、例えば「フランスに行ってみたい」と思っていると町を歩いていてもチーズやワインなどのフランスを想起させるものや、エルメスやヴィトンなどフランス発祥のブランド品を身につけた人が目に飛び込んでくる、といった現象を指します。