そして、そのためにも「数字目標」を立てる際にはより詳細な「数字」による目標設定が必須だと私は考えています。
私が過去10年間、セミナー通いを続けたときは「数字目標」が漠然としていたせいで現状を変えられず、ヤキモキしていましたが、しっかり「数字目標」を立ててからは次第に売り上げが伸び、年商1億を突破することができました。今考えると、自分の潜在意識に何も伝えられていなかったわけですから、成果が出せなくても当たり前ですよね。
それほど「数字目標」を立てることは大事なのです。
とはいえ「数字目標=絶対的なもの」と身構えるあまり、プレッシャーに感じてしまうこともあるでしょう。そんなときは「数字は臨機応変に変えていい」と自分に言い聞かせてください。状況に合わせて柔軟にブラッシュアップさせていくのだととらえると、目標を立てる際の心理的なハードルを下げられます。
またセミナーを受講する前や、新事業を始める前など、大事なことに取り組む前には数字で自問自答し、目標設定するクセをつけてみましょう。具体的な目標の力で、新たなステップやよりベストなステージが整い始めます。
たとえば「セミナーでの学びを発信することでフォロワーを100人増やそう」と覚悟を決めてセミナーに参加した場合。学びの濃度はより濃密になるはずです。
アメリカの“鉄鋼王”も「明確な目標」を持つ効果を重要視した
そうはいってもなかなか目標が決められない……という方もいるかもしれないので、参考までに私が過去に設定した目標の中から、10例を紹介します。
(1)7月1日までにオンラインでの集客を3倍にする、(2)今年の12月には月商500万円を達成する、(3)今年の収入は昨年の10倍にする、(4)1年間で100人の受講生を増やす、(5)インスタのフォロワーを、12月31日までに1000人増やす、(6)1週間に1冊本を読む、(7)1週間に2回はジムに通う、(8)1週間に1本のYouTube 配信を続ける、(9)1年に1回は1人で海外旅行に行く、(10)1年に1回は家族に旅行をプレゼントする
このような数字を軸にした言語化は大切です。