言葉の意味がわからず
後悔した切ない思い出
この表現には私自身もほろ苦い思い出があります。オンラインハイスクールのスタートアップに参加し始めたころ、忙しくしていた私に「Can I take anything off your plate? You seem so busy.」と言われたことがありました。
即座に意味がわからず、忙しそうだから片付けをしてくれるという意味と無理やり解釈して「No, I can clear the desk myself later.」(デスクは自分で片付けるので、いいです)と返答してしまったことがありました。ちなみに私のデスクは非常に汚いことで有名なので、なんで今さらなのかと思い、少しイラッとした対応になっていたかもしれません。

すると、相手もなんとなく怪訝な表情を見せながらも、「Okay, but let me know how I can be of any help.」と言って去っていきました。私としても不思議なコミュニケーションだったので、その後もしばらく覚えていました。
そのときの会話の意味を理解したのは、それからだいぶ経ってから。せっかく親切にサポートをオファーしてくれた相手に、不遜な態度を取ってしまったことに気づき、とてもやるせなくなりました。皆さんもどうぞ、お気をつけください!
さて、サポートの便利表現に話を戻しましょう。「今すぐこの場で助けてあげようか?」ではなく、「いつでも助けてあげるからね」という意味合いで、以下のような表現もあります。
Feel free to reach out if you need anything.
(必要なことがあれば、遠慮なく連絡してください)
I’m here to back you up.
(いつでも助けてあげるからね!)
「reach out」は「連絡する」、また「feel free to」は「遠慮なく」という意味でよく使います。また、「back up」は「後ろから支える」や「守る」というイメージで使われ、その人を助けたり支援したりすることを表します。「I’m here to」も自分の役割を表現するときに使うカジュアル表現です。「あなたを助けるために私はここにいる(=いつでも助けるからね)」というニュアンスです。